AI画像生成を3週間、収支を正直に書き出してみた
3週間の手取りは約1.8万円だった
結論から言うと、3週間で売上は約1.8万円。内訳はストック販売が1.1万円、グッズが0.7万円ほどでした。スマホケースとステッカーをいくつか出して、ぽつぽつ売れていく感じです。一晩で何万円という派手さはありません。ただ寝ている間にも数十円ずつ積み上がるのは、思っていたより気分が良かった。在庫を持たないので、売れなくても懐が痛まないのも続けやすさにつながりました。
正直、金額より驚いたのは「最初の一枚を出品しきるまで」の遠さでした。ツールの操作はすぐ覚えられる。問題はそこじゃない。何を作って、どのタグで出すか決めきれず、私も最初の2日はほぼ手が止まっていました。
題材を決めて、量産して、出すだけ
やったことは単純です。まず検索されそうな題材をAIに30個ほど挙げさせました。季節物、ビジネス用の背景、空や紙のテクスチャ。次にMidjourneyで似た構図を何枚も出し、規約と権利が引っかからないものだけ残す。残ったものに英語と日本語のタグを付けてストックサイトへ。これを淡々と繰り返しただけです。
グッズは反応の良かった画像だけを受注生産サービスに横流ししました。注文が入ってから刷られるので、在庫を抱えて赤字、ということが起きません。最初は『こんな雑な運用でいいの?』と半信半疑でしたが、売れる画像はグッズでも売れる、という当たり前の事実を確認できました。
つまずいたのはタグと規約まわり
途中で一度、出品した画像がまとめて差し戻されました。理由はタグの付けすぎと、特定の作風に寄りすぎていたこと。良かれと思って関連語を20個並べたのが裏目に出ました。審査の通る基準はサイトごとに微妙に違うので、最初の数枚で感触を掴むまでは少なめに付けるのが無難です。
もう一つ、生成物の商用可否は規約をその都度読み直しました。面倒でも、ここを飛ばすと後で全部消す羽目になる。手戻りのほうがよほど時間を食います。
続く人は『良い絵』を狙っていない
3週間やって、続く人と脱落する人の差がなんとなく見えてきました。脱落する人ほど一枚に時間をかけて、作品として仕上げようとする。気持ちはわかります。でも売れているのは、検索されて素材として使われる画像のほうでした。アートの良し悪しと、売れる売れないは別の軸なんですよね。
私自身、納得のいく一枚より、地味な背景素材のほうがよく売れて少し複雑な気持ちになりました。割り切って数を出す。今のところ、これが一番効いている実感です。
これから始めるなら何から手をつけるか
もう一度ゼロからやるなら、最初の3日は題材リスト作りと出品フローを固めることだけに使います。生成の練習はその後でいい。売る場所と売り方が決まっていないと、いくら良い画像があっても出品にたどり着けないからです。
金額の伸びは緩やかなので、短期で大きく稼ぐ手段としては期待しないほうがいい。コツコツ積める人に向いた副業だと思います。



