「完璧主義者だ」という告白から始まる話
「自分はかなりの完璧主義者だ」。投稿はこの一文から始まる。コードもデザインも、細部を延々といじってしまう。なかなか「完成」までたどり着けない。作り手なら、たぶん身に覚えがあるはずだ。
気が済むまで作り込むのは、悪いことではない。ただ、作り込んでいるうちに公開のタイミングを逃す。完璧主義の厄介なところは、そこにある。
友人のひと言から、24時間で公開へ
きっかけは些細だった。彼はお気に入りのダークモードのサイトを20〜30個ブックマークしていた。あるとき友人にそれを紹介しようとしたら、こう言われたという。
いちいち一つずつリンクを送られるより、まとめて一覧で見たい。
それなら、と彼は動いた。ダークモードのサイトを集めたディレクトリを、たった24時間で作り切って公開してしまう。
いつもの自分なら、細部が気になって何週間もかけ、結局公開しないかもしれない。その完璧主義を一度だけ脇に置いて、「とにかく出す」をやってみた。本人にとっては小さな、けれど確かな成功体験だった。
ドコくる的に見ると:副業で一番多い失敗への処方箋
これは副業で最も多い失敗、「準備しているうちに、結局何も出さないまま終わる」への処方箋だ。完璧な状態を待っていたら、いつまでもスタートラインに立てない。市場の反応は頭の中にはない。出してみて、初めて分かる。
始めるなら:恥ずかしいくらい小さく出す
これから始める人へ。最初の作品は「恥ずかしいくらい小さく」て構わない。出して、反応を見て、直す。これを一度でも回せた人だけが、次に進める。
動かない完璧より、動く未完成のほうがずっと価値がある。この投稿が思い出させてくれるのは、その身軽さと、最初の一歩を踏み出す勇気だ。