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副業の「20万円の壁」、確定申告をやさしく整理

編集部2026年6月4日 ・ 読了8

「20万円」は売上ではなく所得で見る

会社員の副業でよく聞く『20万円の壁』。これは年間の所得、つまり売上から経費を引いた利益が20万円を超えると、確定申告が必要になるという目安です。ここを売上だと勘違いすると、本当は申告不要なのに慌てたり、逆に必要なのに見落としたりします。見るのは利益のほう。

たとえば売上が30万円でも、経費が15万円かかっていれば所得は15万円。この場合は所得税の確定申告は基本的に不要、という考え方になります。

20万円以下でも油断はできない

所得が20万円以下なら確定申告は要らない。ここまでは多くの人が知っています。ただ落とし穴があって、この特例はあくまで所得税の話。住民税については、20万円以下でも申告が必要になるケースがあります。

『申告しなくていい』と言われていたのは所得税だけ、というのはよくある誤解です。お住まいの自治体のルールを一度確認しておくと安心です。

何が経費になるのか

副業のために使ったお金は経費にできます。ツールの利用料、仕事で使う通信費の一部、参考書籍、取材の交通費など。経費が増えれば所得が下がり、結果として申告が必要かどうかの判定にも効いてきます。

大事なのは記録を残すこと。領収書とレシートは捨てずに保管しておきましょう。後でまとめてやろうとすると、ほぼ確実に思い出せなくなります。月に一度でいいので、コツコツ集計する習慣があると年明けが楽です。

住民税のひと工夫で会社に伝わりにくくする

副業を会社に知られたくない、という声は多いです。仕組み上、副業の所得が増えると住民税の額が変わり、給与天引きの金額の変化から気づかれることがあります。これを避けたいなら、確定申告のときに住民税を『自分で納付(普通徴収)』に選ぶ方法があります。

ただしこれは確実に防げる手段ではありません。自治体の運用や勤務先の規定によっては、思った通りにならない場合もあります。過度に当てにはしないでください。

迷ったら専門家に確認を

税金のルールは細かく、人によって事情も違います。ここで書いたのはあくまで一般的な情報です。自分のケースで申告が必要か、何を経費にできるか、最終的な判断は税理士や所轄の税務署に確認してください。

国税庁の電話相談や、確定申告期の無料相談会も使えます。曖昧なまま自己判断で進めるより、一度プロに聞いておくほうが、結果的に安心して副業を続けられます。

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よくある質問

Q. 副業所得が20万円以下なら確定申告は不要ですか?
給与所得者は副業の所得(売上−経費)が年20万円以下なら所得税の確定申告は原則不要です。ただし住民税は20万円以下でも申告が必要な場合があるため注意が必要です。
Q. 「20万円」は売上ですか、利益ですか?
所得(売上から経費を引いた金額)で判断します。売上そのものではないため、経費を正しく計上することが重要です。
Q. 20万円以下でも住民税の申告は必要ですか?
所得税の確定申告が不要なケースでも、住民税は20万円以下でも申告が必要な場合があります。お住まいの自治体の案内を確認してください。
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